10月は3冊読みました。
映画公開されるにあたって再読。小さな勇気を貰える連作短編。読んだの数年前だから割と話忘れてて楽しく読めた。日常+αみたいな話読むの好きなんですよね。若干時系列に若干翻弄されましたが。
映画は小説のちょっとその先まで描いてましたが、個人的には違和感なく楽しく観られました。元々斉藤和義のファンだと公言していた伊坂幸太郎が斉藤和義本人から作詞を頼まれ、代わりに書いたのがこの小説で、この小説から生まれたのが「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」だというのはファンの間では有名な話です。歌詞と本どっちを先に知ってても、もう片方のそのまんまさにびっくりするはずです。
なので当然その曲が映画の主題歌になるものと期待していたのですが、歌詞がそのまんますぎたのかプロモーションの都合か、実際の主題歌は「小さな夜」という新曲でした。まんまアイネクライネ。少し残念でしたがこれはこれでいい曲だったので良かったです。でも映画でアイネクライネナハトムジークのアの字も出てこなかった気がするけどな。タイトルありきで引っ張ってきてるならそこは残念かも。見逃してるだけだったらアレですけど…
映画まだやってるとこではやってるのでよかったらぜひ!
ラノベっぽい構成のタイトルとは裏腹に結構がっちり作り込まれたミステリー。前々から気になってたので本屋で偶然サイン本を見つけてつい買ってしまいました。
随所にあるヒントで犯人の目星はついてしまうのですが、ハウダニットの部分とラストが鮮やかで良い。いわゆる「そして誰もいなくなった」モノなのにオリジナリティ出してて古臭くないのもいいです。あ、でもどっちかというと十角館に近いです。
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数ヶ月前から仕事で教育関係を担当してるんですが、前任だった同期がくれた本。分かりやすい言葉で書かれてはいるのですが、7割くらいが前置きに割かれており、実践例もさらっと書かれているのが残念。もっと色んなパターンとか方法とかその実践が難しい時の対応とか、そういうのが知りたいんですよこっちは。
前任の子が既にこれを読んで考えた(であろう)ことを実践してる=資料とかで見てることもあり、そんな目新しい気づきはなかった。入門的な意味で読んで毒にはならないけど、うーん…という感じ。
途中まで読みかけの本4冊くらいあってダルい… そういう読み方する人じゃなかったんですけどね〜
まあいいか。年内には読み切ろうと思います。