7月は5冊読みました。
シリーズ2・3冊目。お母さん出てきて大筋が進み出した感じが良いですね。話のネタになってる本をことごとく読んだことがないのでもったいないな…という気持ち。他にも読みたい本がたくさんあるのですぐには厳しそうだけど、こういうのをきっかけにまた読書の幅を広げたいところ。
まさにこんな本が欲しかった。それぞれの絵や画家の背景知識ではなく、絵画そのものの構造や形式に注目して「見方」を教えてくれる本。
文章も平易で読みやすく、知識ゼロの僕でも最低限の注目ポイントが分かるようになったし、何より紹介のために掲載されてる絵をたくさん見られるのが楽しい。
巻末に「自分の好みを調べる方法」として好きな絵を3つ挙げてみよう!というのがあったので、やってみようと思ったら絞りきれず。メモも兼ねて下にピックアップしたけど8個も出ちゃった。『マリアナ』がひとつだけズバ抜けて好みだったけど、こんなにいっぱい挙げちゃうと共通点を探すのも難しいですね。
『黒の正方形』-カジミール・マレーヴィチ
『印象、日の出』-クロード・モネ
『日曜日の早朝』-エドワード・ホッパー
『フェリックス・フェネオンの肖像』-ポール・シニャック
『氷海』-カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
『白昼夢』-ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
読者への挑戦的なのを集めてストーリー仕立てにした感じ。トンデモトリックやメタっぽい感じのやつもあってあまり好みではないものの、全体通して普通に面白くはあった。
各小編の深みのあるような尻切れとんぼのような終わり方も個人的には微妙。
オンラインで繋がったメンバーたちが魅力的なトリックを演じるためだけに人を殺す、そして互いにそれを当てるという設定から引き込まれるものがある。そんな感じの倫理ゼロの登場人物たちに当てられて自分のモラルまで欠落していきそう。
分かるかーいみたいなやつが多い中、惜しいとこまで考え至れると嬉しくも悔しくもあり。後半ブチ上がる展開があったものの、最後は蛇足では?って感じで個人的には微妙な終わり方。
続編もあるようなので読みます。
連休中もコロナや雨やらで外に出る感じにならないのでやることがなく。ポケモンも久しぶりに手をつけたし、本も今までより財布の紐緩めて買うようになりました。
こんなゆっくりペースで読んでても、半年も実家帰るタイミングないと本棚が溢れてたまらない。色々とだるい季節。