行ってみたい国とその理由。
もう少しで日本の47都道府県は制覇できそうなものの、海外には3回しか行ったことない。
大学時代には親に「お金出してあげるから数ヶ月でも留学行ったら?大事な経験だし世界が広がるよ」って強く勧めを受けたこともあったけど、目の前の楽しすぎる日常から一時でも離れるのが惜しくて(あとシンプルに語学できないのが怖くて)避け続けてしまったことを、少し後悔したりしなかったり。
過去行ったことあるところだと、
①中学校に入る直前に家族で行ったオーストラリア。ケアンズとかグレートバリアリーフとか。初級英語すら分からなかったけど、とにかく海が綺麗だったのと、ジャポニカ米ではない米とオージービーフがひたすらに好みでなかったのが印象に残っている。
さすがに写真はない。
②大学2年生の時に家族で行った台湾。台北。第2外国語で中国語をかじったのもあって楽しく回ったけど、夜市とか街中での謎のエスニック臭が苦手でちょっとだけ辛かった。故宮博物院楽しかったし、点心とか魯肉飯とか美味しかったなあ。
角煮… 白菜…
③大学の卒業旅行で行った韓国。釜山。初めての友達との海外旅行で、とにかくテンションが高かったし目に入るもの全て楽しかった。飛行機の中で皆でハングルを読めるように詰め込んでみたものの、現地に着いたら「発音できても単語の意味が分からない」ことに気付いて詰んだ。何だかんだ1300円で時間無制限食べ放題の韓国焼肉が一番印象強い気もする。
スペシャル無制限おかわりは色褪せないPower Word
どこも楽しかったけど、日本語が(ともすれば英語よりも)通じるので、読めない看板で溢れていた韓国を含めてもそこまで魔界環境ではなかった。
ここからは将来の話。
まずはイギリス。
ハリー・ポッターやシャーロック・ホームズが生まれた街なので行かなければいけない。博物館大好きマンとして、大英博物館にも行かなければならない気もする。ご飯が美味しいイメージがないのがちょっと…とは思うものの、不動の第一位。
父親に「ニューヨークとロンドンは学生のうちに行っとけ。東京の比じゃなく大都会だから」って言われたのも割と影響してる(行けなかったけど)。東京生まれなので、都会に圧倒される地方民の気持ちを味わいたい。(嫌味ではない)
次にフランス。多感な時代を過ごした中学・高校がバリバリにフランス大好きだったことから、勝手に縁を感じてる国。フランス人宣教師が創設した学校のため、フランス語の授業があったり、式典で君が代に加えてラ・マルセイエーズを歌ったり(僕は歌えませんが)、卒業式にはフランス大使が来たりした。あととにかくオシャレイメージが強いのと、フランス料理というものへの漠然とした憧れがある。
ちなみに僕の話せる一番長いフランス語のフレーズは、Quel temps fait-il aujourd'hui?(今日の天気はどうですか)です。どうですか?
卒業式の時に手渡された有志による歌詞カード。何の呪文?
定番ドメジャー先進国続きながら、アメリカ。広いから具体的にどことも言いづらいけど、イギリスのところでも書いたようにやっぱりニューヨーク。都会の雰囲気大好きな僕に、存分に都会を感じさせてくれ…
単純にアメリカに行ったことない人間のままでいたくない、という理由が一番強いという説もある。
やばい…このままだと常任理事国が出揃ってしまう… と思いつつもロシア。寒いのは嫌いだし、正直そこまで国自体に興味がある訳ではないけど、祖父(と曽祖父)がロシア文学の研究者だったので、自分のルーツ巡り的な意味で行ってみたい。
小さい頃に祖父から習ったおかげで、ロシア語で「こんにちは」は言えないのに1〜5は言えます。ピャーチ!!!!
ごめんな中国… 君はブルキナファソに負けたんだ… 決して常任理事国の中で唯一入れなかったことを恥じる必要はないんだ、なぜならブルキナファソは僕が小学生の時に初めて自分から興味を持った国なのだから…
授業で「1人1つ好きな国を選んで、調べたことをまとめて発表しましょう〜」って言われた時に、国と首都の名前が面白いという理由だけでアフリカの小国を選んで、でも調べていくうちにどんどん愛着が湧いてきてしまった、それがブルキナファソ。
今となっては首都がワガドゥグーであること、公用語がフランス語であること、カカオだかコーヒーだかと綿花が特産物であることしか覚えていない。
それが役立ったことも、飲み会の山手線ゲーム【お題:首都】のとき、ウケ狙いで「ブルキナファソ!」って言った後輩に「ブルキナファソは国名、首都はワガドゥグーだよ」って指摘できたことしかない。正直僕の中では初めて実生活にブルキナファソが登場した10数年越しの熱い伏線回収だったんだけど、周りの人たちは「え?何それ?」ってなってた。妥当すぎる。
今更調べたこともないけど、たぶんめっちゃアクセス悪いのに大した観光地もなくて、結局近めの国にも足を運ぶことになるんだろうなとか思いつつも、それでも行ってみたい気持ちは変わらない。なぜなら最早それは旅行ではなくて、小学生の頃の僕との答え合わせだから。地元の人とちょっと話して現地の物でも食べたら多分ものすごく満たされる気がする。
とはいえ一人で行くのは色々怖いけど、人を巻き込むのが申し訳なさすぎるので実際に行けるかはだいぶ怪しい。そもそも治安とかいいのかな…
最期に「結局ブルキナファソ行ったことなかったな…」って悔いて終わる人生は嫌だな。
※6/30追記
役立ちました…